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[据え置き] izo iHA-21EX-ZII レビュー
Takashi 2017-01-17 12:55
コメント 0 閲覧数 137 いいね! 1

世界最高の音 ヘッドホンアンプDAC


DSC00238-2.jpg


まず、特筆すべきことは、OPA627BMを使っていること。
OPA627BMとは、OPA627を缶に入れたものである。
樹脂に封入するのと缶に入れるのとでは何が違うの?と思うだろうが、
これは実際に聴いて見るしかないが、アナログ回路は理論だけではないということである。
とにかく解像度が高い、ダイナミックレンジが高い。
単にOPA627BMを使えば音が良くなるわけではなくて、
iHA-21EX-ZIIは基本性能が非常に高い、SN比が非常に高い。


理想的なOPAMP構成


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OPA627BMは最終的な音作りの仕上げをする役目であり、
私が注目する点は、前段にLME49990を使っていること。
OPA627とLME49990が最高性能のOPAMPであることは言うまでもない。
私が聴いてきた経験から言えば、最高性能のOPAMPはLME49990だと思う。
具体的に言えば、最もSN、ダイナミックレンジが高いのがLME49990だと思う。
OPA627もLME49990に近いが、OPA627は良い音を出してくれるOPAMPだと思う。
つまり、LME49990は音作りの土台を作る役目を持っている。
LME49990はSN、ダイナミックレンジを底上げして、
OPA627BMが最大に性能を発揮できるよう縁の下で力を発揮している。
つまり、最も性能が高いLME49990がダイナミックレンジを引き上げ、
最も音が良いOPA627BMが音作りの仕上げをしている。


ヘッドホンアンプのOPA627BM


DSC00233-2.jpg


それでは、OPA627BMの音とはどんな音なのか?
中身はOPA627なのだからOPA627の音と同じだが、普通のOPA627とは何が違うのか?
OPA627BMの音を一言で言うなら、
超高解像度、高ダイナミックレンジ、と言える。
とにかく解像度が高い。解像度だけで言えば私が所持しているDACの中で最も高い。
IL300Affettoで聴くと超精密な音を聴ける。
雑音や付帯音、音の歪みなど一切無い、ぜい肉を全てそぎ落としたような音。
研ぎ澄まされた音である。
そして、ダイナミックレンジが高い。
普通のOPA627よりも音のレンジが広いと思う。
具体的に言えば、音がより末端までしっかり出る。
封入されているものが開放されたので、音の出力効率が上がった、と感じる。

OPA627BMの音がすばらしいのは間違いないが、
音の土台を作っているのはLME49990である。
LME49990のダイナミックレンジの広さ、速くて正確な音、素直でバランスが良い音。
というものが音の土台となっているので、
OPA627だけの音よりは素直でバランスが良い音になっている。


ライン出力のOPAMPとクロストーク


DSC00223-2.jpg


ライン出力のOPAMPはノーマルではMUSES02であるが、
正直言って、iHA-21EX-ZIIにMUSES02では役不足である。
私の感覚で言えば、MUSES02はモバイルDACでも使えるように、
MUSES01の電圧を下げてデチューンしたものだと思っている。
なので、私は当然のごとくMUSES01に交換した。

写真を見てお気付きだろうか?おかしい!
何がおかしいのか?
MUSES01は2回路OPAMPである。
2回路OPAMPを2個挿している。
もちろん、MUSES01を2個挿す必要は無い。
通常は1個挿せばよいのであるが、
なぜ2個挿しているのか?
しかも、ソケットにソケットを挿して、電源ラインを半田付けして改造している。

私がMUSES01を2個挿している理由は、一般では想像できないと思う。
その理由とは、
2回路OPAMPのクロストークが発生するから。
MUSES01内部でクロストークが発生してしまう。
だから、2個のMUSES01を1回路づつ使用している。
3500円のMUSES01の1回路分しか使用していない。
では、クロストークとは何ぞや?
クロストークという言葉はよく耳にするが、それがどのようなものかは知られていない。
クロストークとは、左右が繋がってしまうこと。
左右の音が干渉して雑音が発生する。
具体的に言えば、SN比が下がる。

クロストークが発生したからといって、はっきりと耳に聴こえる雑音が発生するわけではない。
非常に高レベルな次元での話である。
私がクロストークを確認したのは、
MUSES01を1個挿して、ヘッドホンアンプなどに繋いでSNが高いヘッドホンで聴いた場合である。
最もSNが高いK712で聴くとクロストークを確認することができる。
つまり、SNが高い環境で聴いたときに、SNが下がってしまう。ということ。
もちろん、誰でも確認できるわけではなくて、環境のSNの高さによる。

iHA-21EX-ZIIでクロストークを確認できる理由は、
私の環境がSNが高く、iHA-21EX-ZIIのSNが高いから。
ちなみに、X3-HDSD-HPAもMUSES01を挿しているが、特にクロストークを感じたことは無い。
つまり、iHA-21EX-ZIIが普通のDACよりもSN比が高いから、クロストークが分かってしまう。

MUSES01を2個挿すと、非常にSNが高く、クリアで見通しの良い音になる。
私の感覚で言えば、SN比120db~130dbあたりが、クロストークを確認できる境目だと感じる。
ちなみに参考までに、さらにSN比が高いWminiDACの場合、iHA-21EX-ZIIよりもはっきりとクロストークを確認することができた。(別途レビュー)


Styleaudio SAPPHIRE L/Eとの違いは


DSC00553-2.jpg


SAPPHIRE L/Eはライン出力用のDACで、iHA-21EX-ZIIはヘッドホンアンプDACという違いはあるが、
DACはPCM1792で、出力OPAMPがOPA627であることは同じである。
それでは、何が同じで、何が違うのか?
まず、基本性能は同等レベルである。
基本性能とは主にSN比のことを言っている。
音質もほぼ同等レベルである。
どちらも解像度が高く、シャープでキレのある音、クリアで解像感のある音。
若干、iHA-21EX-ZIIのほうが精密感があるという感じはするが、
SAPPHIRE L/Eはスピーカーで聴く音であり、iHA-21EX-ZIIはヘッドホンで聴く音である、
という観点で見れば、それぞれの出力媒体に合った音作りであると思う。

音の傾向も同じOPA627なので似ているが、
SAPPHIRE L/EはOPA627の音であると感じるが、
iHA-21EX-ZIIは前段にLME49990が入っている分、素直でバランスが良いと感じる。

iHA-21EX-ZIIのほうが、若干ダイナミックレンジが高いと感じる。
これは、OPA627BMであることと、LME49990が入っているためだと思う。

それでは、iHA-21EX-ZIIのライン出力とSAPPHIRE L/Eはどう違うのか?
同じライン出力を比べると、
まず、言わなければならないことは、iHA-21EX-ZIIはヘッドホンアンプであるということ。
つまり、ライン出力はおまけであること。
だからと言って、iHA-21EX-ZIIのライン出力は音が悪いわけではない。
iHA-21EX-ZIIのライン出力もSAPPHIRE L/Eも基本性能は同等レベルである。
しかしながら、SAPPHIRE L/Eはライン出力専用機なので、スピーカー用に絶妙にチューニングされている。
OPA627の良さを活かしつつ、Styleaudioの絶妙のチューニングによって、スピーカーで最高の音を聴けるようになっている。
なので、iHA-21EX-ZIIのライン出力にOPA627を挿してもSAPPHIRE L/Eには勝てないので、
MUSES01を挿して、違う音楽性にしている。
同等の性能であるが、スピーカー用にはOPA627のSAPPHIRE L/EとMUSES01のiHA-21EX-ZII、
というふうに区別して、違う音楽を楽しんでいる。

ざっくりと違いを言うならば、
OPA627のSAPPHIRE L/Eはキレのある、解像感のある、音像がくっきりした、立体感のある、ダイナミックで迫力のある音楽。
MUSES01のiHA-21EX-ZIIは広くて奥行きのある音楽、解像度は高いが尖っていない音、自然な音、美しい高音、女性ボーカルが際立つ音楽、立体感のある空間。


iHA-21EX-ZIIの総評


iHA-21EX-ZIIはDSDには対応していないので、PCM専用機である。
ヘッドホン出力はアンバランス出力だけである。
バランス出力にすれば良いということではなくて、重要なのは基本性能である。
音が良いということが重要である。
PCM音源を聴くならば、ベストなヘッドホンアンプである。
この音を聴いたら、他のヘッドホンアンプなど聴けないだろう。
圧倒的に良い音のヘッドホンアンプである。


iHA-21EX-ZIIに最適なヘッドホンはAKG K812


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iHA-21EX-ZIIはAKG K812で聴いても全く不足無い音質である。
ていうか、K812に最適なヘッドホンアンプである。
まず、K812は片出しのアンバランス接続である。
iHA-21EX-ZIIをK812で聴くと、超高解像度、高ダイナミックレンジである。
iHA-21EX-ZIIの性能を引き出せるのはK812であり、
K812の性能を引き出せるのはiHA-21EX-ZIIである。
とにかく解像度が高い、速くて正確な音、SN、ダイナミックレンジが高い、
とにかく音のディテールが精密である。
他のヘッドホン、ヘッドホンアンプとは一線を画す。別格である。
音楽のディテールの正確さが別次元である。


私のおすすめは、
iHA-21EX-ZIIとAKG K812をセットで聴くこと。
世界最高の音を聴くことができますよ。


転載元のブログ

http://wata2000.blog.so-net.ne.jp/2016-08-10-2